自分で浮気調査をする方法
妻が怪しい…夫が浮気をしているかもしれない、こんな風に現在お悩みの方は少なくないのではないでしょうか?残念ながら、30代までの男女の約3割が浮気を経験した事があるというデータがあるほど、浮気というのは、珍しい事ではなくなってしまっているのが現状です。
配偶者に疑いを抱いた時、まずしなければいけない事は「事実確認」です。
疑心暗鬼という言葉がありますが、疑惑の目で相手を見ると、白でも黒に見えるものです。
ですからまずは、本当に配偶者が浮気をしているのかを確認する事からすべてが始まります。
つまり浮気を調査する必要があるわけですが、それは自分で出来るものなのでしょうか?
今回は「自分で浮気調査をしたい方へ。調べ方やリスクを徹底紹介」というテーマで、浮気が確定した後の対処法や再発させないために出来る事などもご紹介していきたいと思います!
自分で浮気調査の種類は5パターン
自分で浮気調査ですが、いったいどんなものがあるのでしょうか?
この項では、自分で行う事の出来る浮気調査を具体的にご紹介していきます。
スマホ・パソコンのチェック
配偶者の浮気を疑った場合、多くの方がまず確認しようとするのがスマホ・パソコンのチェックです。浮気相手とのメールやLINEのやり取りないか?怪しいチャットアプリや出会い系アプリがインストールされていないか?
浮気相手との画像や動画、さらに通話記録に怪しいものはないか?
チェックすべき点は沢山あります。
しかし、浮気をしている人の多くはロックやパスコードをかけている事が多いですし、帰宅前には浮気相手とのやり取りは通常削除するものです。
また、インストール済みアプリや写真などのデータを隠す事ができる浮気アプリもあります。
ですから、想像しているより得られる収穫はないというのが現実です。
さらに、ロックやパスコードがかかっているデバイスを何らかの方法で解除して中を見る事にはリスクが伴います。
これは後ほど「自分で浮気調査のデメリット」の項で詳しくお話していこうと思います。
身のまわりの持ち物チェック
配偶者の身のまわり品のチェックというのはおすすめの方法です。
- 衣服のポケットの中
- 財布や定期入れの中
- 自室のゴミ箱
- 車の中
- バッグの中
このような場所に浮気の証拠につながるようなものはないかチェックしてみましょう。
ラブホテルのポイントカード、避妊具、浮気相手の写真、レストランやホテルの領収書、このようなものをうっかりしまっておいて発見に至ったというケースもあるのです。
ゴミ箱の中というのは意外に盲点です。特に女性は自分で掃除をする事が多いので、無防備にいろんなものをゴミ箱に捨てがちです。
また、以下などの「お金の動き」をチェックする事も非常に有意義です
- クレジットカードの明細
- ATM利用記録
- カードローンの有無
車の中のチェック
車というのは、完全なるプライベート空間です。ゴミなどだけでなく、助手席の位置、カーオーディオの選曲や履歴、座席の下に髪の毛やアクセサリーなどの残留物がないかをチェックしてみましょう。またカーナビがついている場合は、過去の検索履歴や経路案内履歴チェックしてみるとよいかもしれません。最大履歴保存数よりも、いくらか少なくなっていたりすれば、それは意図的に消去したという事です。
ECカードの記録も同様にチェックして、出張していたはずの日に別の場所にいた事がわかった…という方もいらしゃいます。
また、配偶者が使っているものではないオーディコロン、香水の残り香りがないかもチェックしてみましょう。
尾行・張り込みをする
ドラマや映画の中では、配偶者を尾行、張り込みして浮気相手との密会現場をおさえる、なんていうシーンが度々登場しますよね。理論的には実行可能ですが、尾行や張り込みを何のスキルもない一般の方が行うのは想像以上にハードルが高いと言えます。
尾行・張り込みは、警察や探偵など調査のプロであっても、通常は2~3人がタッグを組んで行う調査方法です。
想定外のアクシデントが起こった時は、これだけの人員がいないと調査継続は困難になるからです。
また、何らかの理由で、配偶者が尾行や張り込みに気づいた場合も、グループで調査にあたっていれば、面が割れていない人員を調査に当てる事もできます。
一般の方はこうした調査が出来ないため、尾行・張り込み調査自体はとても困難です。何より精神的苦痛が大きく、途中であきらめてしまう方がほとんどです。しかも、自分で尾行・張り込みはリスクが高い方法でもあります。
これものちほど自分で浮気調査のデメリットをご説明する際に一緒にお話したいと思います。
聞き込み調査
聞き込み調査というのは、警察が犯罪行為の犯人を捜したり証拠を探す際に用いる方法の1つです。自分で浮気調査においては、配偶者の友人・知人に、最近の配偶者の言動を聞く事になります。
その友人・知人が本当の事を話してくれる保証はありませんし、聞き込みをしている事が配偶者に知られる可能性もあるため、これもオススメできる方法ではありません。
しかし、浮気をしていた場合は離婚も視野に入れているという方は、ぶっちゃけ話というものがあります。その覚悟を説明した上で聞き込み調査を行えば有意義な情報が得られることもあります。
自分で浮気調査を行う場合に出来る方法は以上の5つです。
次の項では、これらの方法で自分調査を行うメリット、デメリットについてお話していこうと思います。
自分で浮気調査を行うメリットとデメリット
前項では、具体的に浮気調査を自分で行うための方法を5つご紹介させていただきました。
この項では、自分で浮気調査のメリットとデメリットについてそれぞれ詳しくご紹介していきたいと思います。
自分で浮気調査を行う3つのメリット
自分で浮気調査を行うメリットには一体どんな事があげられるでしょうか?
費用がかからない
浮気調査を自分で行えば、費用はほぼかかりません。
探偵事務所に依頼するにはある程度まとまったお金が必要になりますし、費用を節約したい方にとってはメリットになるでしょう。
好きなときに調査を始める事が出来る
自分で浮気調査は自分が好きなタイミングで行う事が出来ます。
いったん配偶者の浮気を疑い始めるといてもたってもいられないという方もいらっしゃると思います。
そんな方にとってはすべてを自分のタイミングで出来る自分で浮気調査はメリットと言えます。
プライベートな情報を他者に提供する必要がない
浮気調査を探偵事務所に依頼するとなると、当然ですがプライベートな情報をいろいろ晒す必要が出てきます。
個人情報を提供することに抵抗や不安がある方には、自分で浮気調査はすべてを自分の手で行えるため安心かもしれません。
自分で浮気調査を行うメリットには以上のことが考えられます。
意外にメリットって少ないんだな…と思われた方も多いのではないでしょうか?
自分で浮気調査を行う5つのデメリット
自分で浮気調査のメリットはおわかりになっていただけたかと思います。
それでは逆に、デメリットとしてはどんなことが考えられるのでしょうか?
配偶者にバレてしまう可能性がある
配偶者に浮気の疑いを抱き、自分で浮気調査をすると配偶者がそれに気づいてしまう可能性が非常に高いと言えます。
同じ屋根の下に暮らしているわけですし、浮気をしている人は「いつかバレるのでは?」と警戒心を抱いている人が多いので、配偶者の言動や行動に敏感です。
配偶者に疑われている事や浮気調査をされてるかもしれないという事に気づいてしまえば、行動を自重したり、浮気の証拠の隠滅をはかる可能性も。
そうすれば浮気の尻尾を掴むのはより困難になります。
また一度バレてしまえば、配偶者のガードはより固くなるため再調査はより困難になります。
夫婦関係の悪化に繫がる可能性がある
浮気を疑い自分で浮気調査をする場合、まずはスマホや携帯、PCなどのチェックをする方が多いのではないでしょうか?
しかし最近は、他者が自分のスマホに触った場合それがわかるようなアプリも多く存在します。
また配偶者だからこそ、相手にコソコソ身の回りをかぎまわれれば「おかしいな」と思うものです。
そうなれば、夫婦関係にヒビが入り場合によっては修復不可能なレベルで関係が悪化してしまう事があります。
法に触れる恐れがある
スマホや携帯、PCなどのチェックは自分で浮気調査のスタンダードな方法と言われていますが、実は夫婦であっても他者が所有するスマホを勝手に触るのはプライバシーの損害にあたる可能性があります。
またロックやパスコードがかかっているデバイスを何らかの方法で解除して中を見るという行為は不正アクセス禁止法に触れる恐れもあります。
そして浮気相手の検討をつけ、その相手について調べまわっていることが本人にバレれば名誉棄損で訴えられる可能性すらあるのです。
またこのように勝手にスマホなどをチェックし浮気の証拠を得ても、あなたの行為が犯罪に触れる行為だと指摘されれば、離婚調停や裁判ではその証拠の信ぴょう性は下がり効力を失う可能性もあるのです。
時間がかかりすぎる傾向がある
自分で浮気調査には想像以上に時間がかかることがあります。
配偶者が慎重な性格の場合は、決定的な証拠の入手には困難になるでしょう。
浮気調査に時間をかけすぎると、①最初は遊びだったはずの浮気が本気になってしまったり、逆に②浮気の証拠を入手する前に配偶者が浮気相手と別れてしまい「浮気されていたかもしれない」という疑惑だけが残ってしまうなんていう結果になる可能性もあります。
確実な浮気の証拠の入手が出来ない
あまり知られていない事実ですが、浮気には実は「法的な定義」が存在します。
法が定めるところの浮気、つまり不貞行為というのは
「特定の相手と複数回に渡り性的関係を持つこと」です。
浮気を理由に離婚や慰謝料請求を考えていらしゃる方は、この浮気の定義を満たすだけの証拠の入手が必要になります。
そうしないと配偶者は有責者にはなりませんので、浮気を理由に離婚を求めることは出来ませんし、慰謝料請求も認められなことが多いのです。
浮気の確実な証拠になり得るのは
- ラブホテルに出入りしている画像や動画(異なる日付のものを数回分)
- 配偶者が浮気を認める自白(アナログ)
の2つです。
これらの証拠を調査スキルのない一個人が入手するのは想像以上に大変です。
また、自分で浮気調査は精神的苦痛を伴います。
証拠を得るまでの間に、精神状態が不安定になったり、配偶者と浮気相手が密会している様子を見て頭に血がのぼりつめよってしまい修羅場になってしまうというケースが非常に多いのです。
確実な証拠がなければ、浮気を法的に立証することはできません。
このように自分で浮気調査にはデメリットが多いのです。
メリットを上回るデメリットがある、という事になるのではないでしょうか?
安全で確実な浮気調査の方法
ここまでこの記事を読んでくださった方は、自分で浮気調査はメリットよりデメリットが多いという事がおわかりになっていただけたのではないかと思います。
それでは、確実に浮気の証拠を得て、浮気問題を解決するためにはどのようにすればよいのでしょうか?
やはり餅は餅屋、つまり浮気調査は探偵事務所に依頼するのが最もおすすめです。
調査のプロ、探偵事務所に相談する
調査料金こそかかりますが、最短日数で確実に浮気の有無が明らかになりますし、離婚にコマをすすめる場合は、確実な証拠があることで優位に話し合いを進める事ができます。
そうすれば、かかった調査料金は配偶者に請求することも可能ですし、調査料金は結果的に慰謝料によって相殺されプラスになる事もあります。
探偵事務所に寄せられる案件で一番多いのは浮気調査です。
そのため、浮気調査のノウハウや調査後のサポートや確立されており、調査終了後に作成される「調査報告書」は離婚調停や裁判でも証拠としての能力が認められます。
浮気の証拠は、今後交渉を進めていくうえでの武器となります。
専門的なアドバイスやフォロー
探偵事務所は、浮気調査を行っておしまい…ではありません。
経験豊富な相談員や離婚カウセラー、心理カウセラーが相談者の立場にたって様々なアドバイスをしてくれます。
もちろん調査終了後にも無料相談が受けられます。
また多くの探偵事務所は、弁護士と提携しています。
そのため、調査終了後、離婚や慰謝料請求を考えている場合は、すみやかに弁護士に相談することができます。
このようにいろんなフォローを受けることができるのも、探偵事務所ならではのメリットではないでしょうか。
配偶者の浮気発覚後の対処法
ここまでは「浮気調査」にスポットライトをあててお話させていただいたわけですが、この項では、浮気調査によって配偶者の浮気があきらかになった場合にどうすればよいのか、この点を一緒に考えていきましょう。
配偶者の浮気が明らかになっても、一方的に責めたり、感情的につめよったりするのは絶対に避けましょう。
関係を再構築するにしても、離婚を選択するにしてもそれは同じです。
以下の3つの事を行った上で、配偶者との話し合いの場を持つ事が何より大切です。
- 自分がどうしたいかをよく考える
- 離婚する場合は離婚条件を具体的にする
- 離婚後に受けれる行政サービスを調べたり、就職活動を開始する
一時の感情で離婚してしまい後悔したという方の数は少なくありません。
あなたの今後の人生を左右する事にもなりますので、配偶者の浮気があきらかになった時は一呼吸おいて、できるだけ冷静に話し合いましょう。
浮気を再発させない4つの方法
配偶者の浮気が明らかになっても離婚はしないという方は、しっかりと関係を再構築していく必要があります。
一度浮気をされると「また浮気されるのでは?」と再発の恐怖と戦うことになりますが、二度と浮気されないようにするために以下の方法を実行しましょう。
配偶者と浮気相手を別れさせる
別れたと見せかけて実は水面下で浮気相手と関係が続いていた…そのような事がないように、しっかりと配偶者と浮気相手は別れさせましょう。
確実な浮気の証拠があれば、浮気相手に「慰謝料請求」を行う事ができます。
実際に慰謝料を請求しなくても、内容証明で慰謝料請求の意志がある事を伝えれば、たいていの人は配偶者と別れます。
配偶者にしっかり謝罪させる
浮気の事実が明らかになっても、決してうやむやにしてはいけません。
そうすれば配偶者は「浮気をしても離婚はされない」とタカをくくりまた浮気をしてしまう可能性があります。
配偶者にしっかりと罪を認めさせ、謝罪させることが関係を再構築するためのスタートラインになりますし、あなたがいかに傷ついたかを伝えることで、配偶者は罪の意識を感じ、再度浮気する可能性は下がります。
一緒にカウンセリングやセラピーを受ける
欧米では離婚の危機を乗り越えるために夫婦でカウンセリングやセラピーを受けるのは非常にポピュラーな事です。
浮気をした側、された側、つまり「被害者・加害者」意識を捨て、夫婦二人で関係を見直していくには専門家のアドバイスが有効である事も多いのです。
また、カウンセリング・セラピーよって、配偶者は相手の心や客観的な自分を理解することができ、自分の犯した罪の大きさに気づきます。これもまた浮気の再発防止に有効です。
二人で過ごす時間を増やす
浮気をする理由は人によって様々ですが、圧倒的に不足しているのが夫婦二人の時間です。
共働きや小さな子供がいる場合は簡単ではないと思いますが、夫婦二人だけの時間を持つ事で、出会った頃の新鮮さがよみがえり、相手への愛情を再確認出来ます。
夫婦関係が良好であれば、それだけ浮気リスクは低下するので浮気の再発防止にも有効と言えるのではないでしょうか。
配偶者に浮気をされ「もう二度とこんな思いはしたくない」という方は、ぜひ以上の4つを実践してみてください。
きっと良好な夫婦関係を取り戻す最初の一歩になる筈です。
まとめ-自分で浮気調査から浮気の解決まで
いかがでしたか?
今回は「自分で浮気調査をしたい方へ。調べ方やリスクを徹底紹介」というテーマでお送りさせていただきました。
配偶者に疑惑を抱きながら毎日を過ごすというのはとても辛いですよね。
探偵事務所では、毎日24時間無料相談を行っています。
経験豊富な相談員やカウンセラーに話を聞いてもらう、これだけでも気持ちは軽くなるのではないでしょうか?
相談は匿名で行う事が可能です。
自分で浮気調査は気軽さがありますが、同時にリスクを伴う行為でもあります。
あなたの人生をリセットし、再スタートさせるためにも、ぜひ一度無料相談を検討されてみてはいかがでしょうか?