浮気で傷ついた心を回復する夫婦カウンセリング

浮気とカウンセリング

浮気問題に対するカウンセリングの紹介

配偶者の浮気が発覚したとき、浮気された側やその家族は、大切な存在に裏切られるという量り知れないショックを受けることになります。

中には切り替えて前に進むこともできる人がいるのですが、その一方ではうつ病やPTSDといった深刻な病気を発症することもあります。

精神面で問題が生じたときはカウンセリングを活用してみましょう。

今回は、夫婦でのカウンセリングや子供のケアについて紹介していきます。

夫婦カウンセリング

浮気した配偶者の心の問題を解決する

浮気した配偶者の心の問題を解決する

浮気した配偶者の心の問題を解決する

夫婦関係の再構築をする場合、浮気された側は再び配偶者が浮気をするのではないか、という不安に駆られます。

夫妻関係の回復後にも、再び浮気をするひとは多いと言われていますが、そもそも再び浮気をするのは何故でしょうか。

もちろん再び浮気をする原因には性格的な問題もあり、社交的な遊び人であったり、日々の生活に飽き足らず刺激が欲しい、というような思いから再び浮気をするというものもあります。

しかし、それよりも深刻な原因として考えられるのはAC(アダルト・チルドレン)です。

ACは病気の名称などではなく、その人が幼少期に(身体的・精神的)虐待や育児放棄などにより親から愛情を十分に受け取ることができなかったために、愛情に関する心の理論が完成されなかった人、簡単に言えば人間関係にトラウマを持っている人、という人や状態を指します。

ACの人は、「私の素晴らしさ」という自尊心を教えられることが無かったために、愛情を素直に受け取れません。しかし、絶えず寂しがり屋であり、愛情に飢えています。

この心の問題を解決しないで、何度も起こる浮気を表面的に解決するだけでは、その度に繰り返してしまいます。

ただ単に愛しているから止めて欲しいと伝えるだけでは解決に至りません。

トラウマを除去したり、他人の気持ちと向き合うというように、過去のトラウマ自体にアプローチする必要があります。

しかし、何の知識や経験も無しに、素人がACを解決するためにトラウマに対峙しようとすると、うまくいかないどころか、中途半端に痛みを掘り返したがために悪化する、という事態を招きます。

このようなときには夫婦心理カウンセラーを頼りましょう。

カウンセリングを受けるときですが、浮気した配偶者だけではなく、なるべく浮気された側も参加すると効果が高まるでしょう。

夫婦である以上協力してACという問題に取り組む必要があるのです。

浮気された側もカウンセリングを受けることで、配偶者の知られざる心境や現在置かれている心境がわかり、相互理解につながります。

また今後のACとの向き合い方についても教えてもらえるので、これからの夫婦生活に役立つこと間違いなしです。

カウンセリングを通してコミュニケーションを始めよう

カウンセリングを通してコミュニケーションを始めよう

カウンセリングを通してコミュニケーションを始めよう

浮気の原因として考えられるもののひとつに、「夫婦間でのコミュニケーションがなく、夫婦である必要性を感じない」というようなことがあります。

それでも夫婦関係の再構築をするという選択をした場合、当然、夫婦間でのコミュニケーションを考え直す必要があります。

夫婦でコミュニケーションを上手く始められない場合

しかし、なかなか仕事の関係などで夫婦で会話をする時間が取れない、というような状況があったり、そもそも、夫婦生活で無意識的にお互いに嫌悪感などのストレスがたまっている、というようにコミュニケーションを阻害する要員があったりと、問題は入り組んでいることが多いのです。

問題が複雑なとき、夫婦二人という閉じた空間で考え込むよりも、このようなときにもカウンセリングは有効となります

人間関係のプロである夫婦カウンセラーとの対話を通して、いままで夫婦二人だけでは気づかなかった問題を洗い出すことができます。

カウンセラーを介して夫婦で会話することによって、夫婦間のいままで知られざる心境などを明らかにすることができ、お互いの再発見とともに気持ちの部分でスッキリすることができるでしょう。

また、前述したACの問題が明らかになることがあります。

カウンセリングは教えるという形を取ることよりも、お互いに話し合ってその共感を覚え、その中からそれぞれが抱える問題の答えを見つけていくという手法を取ることが多いです。

カウンセラーが夫婦間の見えざる壁を取り払うきっかけを作ってくれることでしょう。

離婚した後、精神面で問題が起きたとき

離婚した後、精神面で問題が起きたとき

離婚した後、精神面で問題が起きたとき

夫婦カウンセリングのセクションでは、浮気発覚後に夫妻関係の再構築した場合の話を紹介しましたが、いまからは離婚した場合の話をします。

離婚した後、怒りという感情も引き起こされますが、それは長く続かずそれよりも、最愛の人に裏切られ、さらに愛されなくなった、という悲しみの感情に襲われることがあります。

憂鬱な感情に襲われたとき、私たちはさまざまな対処法や思考法によって乗り越えたり、或いは停滞することもあります。

時として、うつ病であったり、PTSDであったりと、さまざまな精神疾患を引き起こすこともあります。

精神疾患になるならないは別として、離婚したあと、一度カウンセリングを受けることをおすすめします。

もちろん友人や家族に相談することでも悩みは解決することができますが、心理の専門家に相談することで、自分の知らない一面や思考法を発見することができたり、どのようにして乗り越えるのかを一緒に考えてくれます。

間違いなく今後の人生に役立つことでしょう。

お子さんがいる場合についても同様で、離婚によって、自分を産み育ててくれた両親のうちの一人が、離れて何処かへ行ってしまうのですから当然ショックは大きいです。

子供に関してもカウンセリングを受けることで心を良い方向へ持っていくことができます。

浮気問題に対するカウンセリングの紹介のまとめ

離婚するかどうかは別として、浮気が発覚したときは、心理的な問題が潜んでいることが多いので、一度心理の専門家であるカウンセラーに相談することをおすすめします。

カウンセリングを受けることで、心の傷を癒やすだけではなく、トラウマなどといった表面下に潜んでいる深刻な問題を掘り出すことができ、今後の生活をより良いものにするための方法を提示してくれます。

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心とカウンセリングと第三者。

浮気とは心の問題でもあります。

特に家族を愛しているのに浮気をしてしまう場合や、家族を愛することができないなどと言ったです。

恐らくはひとつの家族として、幸せを築こうと努力なさっているのではないでしょうか。

しかし、それで解決できないことがあります。

人の心は複雑です。生まれ育ちによって大きな影響を受けます。

特に幼少期に虐待を受けるなど、その記憶を消してしまう事を無意識にも願った状況に育った方は、自分の心を理解するためのきっかけとなる記憶の或る部分がそうして押し隠されてしまっていることで、自分自身の理解ができなくなってしまう事もあります。

心は、誰一人変わらず豊かなものです。しかし、その心を押さえつける必要に迫られた境遇で育った方は、本来豊かであった心を自ら制約してしまっているのです。

誰かとの思い出に寄り添い、他愛のない言葉に共感を重ね歩く。そんな記憶を、もし持つことができていないのであれば、今からでも遅くありません、カウンセリングを受けてみることをおすすめします。

「人の悩みとは人間関係の悩みである」という言葉は有名になりましたが、その人間関係というものを持つこと自体に問題がある場合、それを円滑に過ごしていくこともまた苦痛にしかなりません。

こうしたカウンセリングでは、ダイアローグやグループセラピー、ナラティブセラピーなどいったかたちで、時間をかけて、忘れられた記憶を探り出していく作業を行っていくようになります。

今からでも遅くありません。これからの日々を愉しんで行くことを考えていきましょう。

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