浮気を認めない時の対応とけじめ
浮気というのは、当事者にとっては深刻な問題です。
しかし現代にで決して珍しいわけではありません。
30代までの男女をターゲットに調査を行ったところ、実に3人に1人が過去に浮気経験があると認めた…というデータもあるほどです。
近年は、浮気や不倫がテーマのドラマや映画がヒットしていますし、芸能人、政治家の浮気報道は尽きませんね。
浮気は珍しくない、と言ってもそれが自分の配偶者が浮気をしたとなると話は別です。
配偶者の裏切りによって受ける心の傷は計り知れません。
今回は、配偶者の浮気を確信しているのに、その事実を配偶者が認めない、そして浮気相手と別れてくれないというケースの解決方法を一緒に見ていきましょう!
確実している浮気を認めさせるには
誰よりも身近な他人、と言われる事もある配偶者。
1つ屋根の下に暮らしているわけですし、行動や態度に浮気の兆候があればやはり「浮気しているな」と気づきますよね。
なのに妻が、夫がそれを認めない!そんな時はどうしたらよいのでしょうか?
慎重が大事。まずは浮気の事実を確認
「疑心暗鬼」という言葉があります。
怪しいなという疑いの気持ちを持てば、何を見ても怪しいと思ってしまうものです。
白がグレーに、グレーが黒に見えてしま事もあるでしょう。
配偶者を想い過ぎるが故に、浮気されたくない気持ちが強いが故に、本当は浮気をしていないにも関わらず「浮気しているに違いない」と確信してしまうという方は決して少なくありません。
ですから、まずは本当に浮気をしているのかどうか、事実を確認する事が何より大切です。
方法としては以下の二つがあります。
- 自分で証拠探し
- 探偵事務所に浮気調査を依頼
自分で証拠探しをする場合
浮気の事実を明らかにするために自力で浮気調査…不可能ではありません。
しかし、自力での浮気調査というのは、想像以上に難しくリスクが高いという事は覚えておいてください。
配偶者はあなたに浮気の有無を問いだされたわけですから、実際に浮気をしている場合は「守りの体勢」に入っていると考えたようが良いでしょう。
浮気相手と会うのを自重したり、証拠を残さないように工夫している可能性が高いわけです。
自力での浮気調査と言うと
- 配偶者の身の周り品のチェック
- クレジットカードや銀行口座でお金の流れをチェック
- スマホやPCのチェック
- 尾行や張り込み
が考えられますが、浮気を証明するだけの証拠入手は難しいと考えた方が賢明です。
身の周り品は帰宅前に徹底的にチェックするでしょうし、お金の流れも表に出ないよう工夫するのが普通です。
スマホも帰宅前にチェックして、浮気相手とのやり取りはすべて削除、さらにロックやパスコードをかける、浮気隠しアプリをインストールするなど対策を取っているはずです。
尾行や張り込みは、素人が単独で行うのは非常に難しく、配偶者に気づかれたり、見失ったりと成功率は極めて低いのです。
つまり…
配偶者があなたの疑惑に気づいていない状態であればともかく「浮気しているのではないか?」と切り出した後の自力での浮気調査はほぼ不可能…と言えるではないでしょうか?
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探偵と自力の浮気調査はここが違う
そこでオススメしたいのが探偵事務所に浮気調査を依頼する方法です。
探偵事務所の浮気調査は非常にクオリティが高く成功率が高い事で知られています。
なぜかと言うと、経験豊富な調査員、探偵学校を卒業した調査員、警察のOG、OBなどが「チーム」を組んで調査にあたるからです。
浮気調査には「尾行・張り込み」は欠かせません。
探偵事務所はこの調査に通常2~4人の人員を配します。
1人がターゲットを見失っても、他の調査員がカバーできますし、万が一顔が割れてしまった際も、他の調査員がすみやかに調査を継続します。
また、浮気をする人は出張に浮気相手を同行させたり、現地で待ち合わせをしている事も多々あります。
全国にネットワークを持つ探偵社も珍しくなく、広い範囲での調査が可能になります。
これにくわえ探偵事務所への浮気調査依頼には「確実な証拠」を入手してくれるというメリットもあります。
仮に離婚や慰謝料請求にコマをすすめた場合、あなたの「武器」になる証拠を入手してくれます。
離婚調停や裁判になった際にも使う事が出来るだけの証拠です。
つまり、探偵事務所であれば、浮気の事実を明るみにした上で、さらに確実な証拠まで入手してくれる!というわけです。
繰り返しになりますが、怪しいと思えば配偶者のすべての言動、行動が怪しく思えます。
また感情的に浮気を問いただしても、そこで認める人はほぼいません。
それどころか、証拠隠滅をはかったり、行動を自重したりすることでより浮気が発覚しにくくなります。
ですから、配偶者が浮気を認めない場合、それ以上は本人に追及しないようにしましょう。
その上で、水面下で浮気調査をするのが賢いやり方です。
確実な証拠さえ手に入れれば、配偶者はぐうの音も出ません。
浮気を認めるしかなくなるというわけです。
浮気のケジメを付けさせる
浮気の事実が明らかになったにも関わらず、配偶者が浮気相手と別れない…こんなケースは実は少なくありません。
反省して別れたフリをして浮気相手と継続して関係を持っていたり、開き直って浮気を続ける人さえいるのです!
このように、配偶者が浮気相手と別れてくれない場合はいったいどうしたらよいのでしょうか?
話し合いの場を持つ
配偶者の浮気が明らかになった後、十分に話し合いましたか?
単に浮気の事実を責めたり、ヒステリックに相手を糾弾するだけでは問題の解決になりません。
しっかり配偶者に罪を認めさせた上で謝罪してもらう事が大切です。
浮気相手よりも配偶者であるあなたや家庭が大切だ、という結論に至れば、浮気相手とも当然別れるはずです。
2人での話し合いではなく、場合によっては浮気相手を交えて三人で話し合いをするのもよいでしょう。
ダブル不倫の場合は、浮気相手の配偶者に連絡
浮気相手も既婚者であるいわゆる「ダブル不倫」の場合は、浮気相手の配偶者に連絡する事も有効な手段です。
しかしその場合、浮気相手の配偶者から、あなたの配偶者に「慰謝料請求」がされる可能性もある事は覚えておいてください。
浮気相手が離婚を望んでいない場合はかなり効力が大きい方法です。
また実際に連絡はとらなくても
「(夫や妻)と別れないと、配偶者に連絡しますよ」と告知するだけでもある程度の効果は期待出来るでしょう。
内容証明の送付
配偶者がどうしても浮気相手と別れない、最後は法的手段に出るしかありません。
費用が心配、やり方がわからないという方も少なくないと思いますが「内容証明」であれば、弁護士の助けは必要なく、費用も郵送料金のみ(書留料金)です。
「配偶者と別れない場合は、慰謝料請求も視野に入れる」のような内容を書けばよいでしょう。
「慰謝料請求」の威力は絶大です。
何しろ数十万円~場合によっては100万円を超える金額を請求される事になるわけですからたいていの場合、配偶者と別れてくれます。
多くの場合はこれらの方法で配偶者と浮気相手は別れるでしょう。
浮気相手と別れさせるには浮気相手を特定する事が必要になりますが、自力では難しいケースもあります。
そのような場合は、やはり探偵事務所へ依頼するのがもっとも確実な方法です。
それでも別れない場合というのは、浮気がたんに遊びでなく「本気」の可能性があります。
配偶者があなたの離婚を望み、浮気相手と再婚したいと考えている事も考えられます。
しかし、浮気をした配偶者は「有責者」です。
有責者があなたに離婚を求める事は出来ません。
いずれの場合も、一番大切なのは「話し合う」という事です。
当事者だけでは冷静に話し合えないと言う場合は、両親や親しい友人などに同席してもらってもよいですし、探偵事務所の離婚カウンセラーや心理カンセラーに相談してもらうというのも一つの方法ですよ!
これは浮気じゃないの?法的に認められない「浮気」とは?
あなたは浮気に「法的な定義」がある事をご存じですか?
浮気が許せず、配偶者と離婚したい!という方はよくいらしゃいますが、内容によってはそれは法的な浮気とは認められず、離婚を求める事も慰謝料請求さえも難しくなるという事はあまり知られていない事実です。
法的な浮気というのは「特定の相手と複数回に渡り肉体関係を持つ」事です。
この項では法的な浮気として認められないケースを具体的にご紹介していきます。
ワンナイトラブ
出会い系サイトやナンパなどで一度だけ肉体関係を持ついわゆる「ワンナイトラブ」は法的には浮気と言えません。
自分以外の人と肉体関係を持ったのに浮気じゃないの?!と理不尽に感じる方も多いと思いますが残念ながら、法的には浮気と認められないのです。
この点を熟知している人は、特定の浮気相手を持たず、ワンナイトを繰り返します。
我慢の限界!離婚したい…そんな方は浮気を理由とするのではなく、精神的に苦痛を受けている事を理由にするなど、別のやり方が必要になってきます
プラトニックラブ
法的な浮気はあくまで「肉体関係」があるものです。
たとえ一緒に旅行をしたとしても、肉体関係がなければそれは法的には浮気ではありません。
配偶者が自分以外の誰かに恋をしている…これだけでも当事者にとってはショックは大きいのですが。
仮に配偶者がキスしたり手をつないでいる場面に遭遇したとしてもそれだけでは、法的には浮気にならないのです。
すでに夫婦関係が破たんしていた場合
配偶者があなた以外の人と肉体関係を持っていても、それ以前に夫婦関係が破たんしていた場合は「浮気」と認められない事があります。
この場合は、夫婦関係を破綻させた理由は別にある、と解釈されるためです。
どういう事かと言うと、配偶者があなた以外の人と交際したり、肉体関係を持ったとしても浮気を理由に離婚や慰謝料請求が出来ない、という事でです。
配偶者があなたから暴力を受けていた場合
配偶者が法的な浮気の定義を満たす関係を誰かと持っていたとしても、あなたによって肉体的、および精神的な暴力を受けていた場合は、浮気が明るみになっても、あなたはそれを理由に離婚を求めたり、慰謝料請求を行う事は出来ません。
浮気というのは、許しがたい不貞行為ではあるのですが、その不貞行為に至る理由があなたにもあった、という風に判断されるからです。
浮気を理由に離婚したい、慰謝料請求を行いたいと考えている方もいらしゃると思いますが、法的な浮気として認められないケースも存在するんですね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「浮気を認めない配偶者、浮気相手と別れてくれない配偶者、解決方法はある?」というテーマでお送りさせていただきました。
浮気を認めてくれない、浮気相手と別れてくれないという場合は待っているだけでは問題は解決しません。
もしこれらの問題で悩んでいらしゃる場合は、まずは気軽に探偵事務所に相談されてみてはいかがでしょうか?
経験豊富は相談員やカウンセラーに話を聞いてもらうだけでも随分気持ちがスッキリすると思いますよ。
相談は無料でしかも匿名で行う事も出来ます。
相談をする=依頼をする、という事ではありませんので、ぜひ気軽に相談してみてくださいね!