浮気がバレてからの復縁と関係修復への道程
浮気をしたことがバレたものの、なんとかパートナーに許してもらい、復縁を決意し、関係修復への道を選んだという方もいらっしゃるでしょう。
しかし、復縁を選べば万事解決というわけにはいかず、関係の修復までには、さまざまな困難が待ち受けています。
今回は復縁を選択したときに待ち受けている問題と、関係修復への解決策に加えて、心に置いておいた方が良いことを紹介していきたいと思います。
パートナーや家族が冷たくなった
パートナーや家族が冷たい
復縁した後、なんだかパートナーや家族の態度が冷たいと感じることもあるでしょう。
しかし、パートナーや家族が負った心の傷はそれだけ深刻なものですから、仕方がないのです。
本当に関係の修復を望んでいることが伝われば、あなたの行動と、時の経過によって心の傷が癒やされていくでしょう。
離婚をしなかった理由
浮気が発覚したときに、離婚しなかった理由を考えてみてください。
なかには、離婚をすると生活していけなくなるから、という理由で復縁をする人もいます。
しかしながら、たとえそうであっても、まだ愛が残っていて、信じたいという気持ちがあるからこそ、復縁という道を選んだのではないでしょうか。
冷たくされて不安な気持ちになるのはわかりますが、夫婦関係の修復という道を示してチャンスを与えてもらっているのですから、踏ん張ってみましょう。
この状態が長く続くようであれば、心の傷が悪化して、うつ病などの精神疾患にかかっている可能性もありますので、心理カウンセラーや心療内科医にかかってみることをおすすめします。
とにかく自分にできることとしては「家族に貢献する」ということしかないのです。
復縁後、行動を監視されるようになった
浮気は、浮気癖という言葉があることからも分かるように、しばしば常習化することがあります。
復縁後、浮気の再発を防ぐために、しばらくの期間行動を監視されることもあるでしょう。
ちょっとした外出であっても「どこに行くの、何のために行くのか、そしていつ帰ってくるのか」を確認されるようになるかもしれません。
また、スマートフォンやパソコンについてもパスワードを教えるように要求されたりなど、「束縛」というルールを取り決められることもあります。
自分から明かす
ご存知でしょうか。強すぎる束縛はしている方もされている方も、次第に疲弊していきます。
まだまだ信じたいという気持ちがあるから復縁をするわけですが、それでもパートナーや家族は身構えてしまうものです。もう傷つきたくはないから、このようにして必死に監視をするのです。
しかし、こうした状況はお互いにとってストレス以外の何ものでもありません。ですから、自分からパートナーが聞きたいことを伝えるようにしましょう。もし本当にパートナーとの関係を取り戻すことを願っているのであれば、なんら気に病むことはないはずです。
もう浮気をしないだろうと思わせるためには、人間関係にクリーンであることを示し続けることが一番です。
復縁後、心がけたほうが良いこと
自分の心理状態を分析する
何故自分が浮気をしてしまったのか、その原因を考えたことはありますか?
浮気をしてしまった理由を、誘惑に負けたことが原因だなどと簡単に決めつけてしまいがちですが、その誘惑に負けたという根幹には、寂しさを紛らわせるためだったり、愛情が欲しかったという動機があったりするのではないでしょうか。
近年、アダルトチルドレン(AC)という概念が提唱されており、ACは、幼少期に親などから愛情を十分な量与えられなかったことにより、愛情に関してトラウマを抱えたまま大人になる状態を指す概念です。
浮気を繰り返す人には、しばしばACの状態に陥っていることが珍しくありません。
人を心の底から信じることができないがために、ちょっとしたことでパートナーと喧嘩になってしまい、浮気をしてしまったり、寂しさから解放されることを求めて浮気してしまったりと、さまざまな事例があります。
ACでないにしろ、何らかの人間関係でトラウマを抱えている場合は、そのトラウマが作用して浮気をしてしまっているのかもしれません。
トラウマは素人が手を出して解決できるものではないので、素直に心理の専門家である、心理カウンセラーや心療内科医に相談することをおすすめします。
トラウマと向き合うことは辛いものですが、向き合って、根本から解決を図らないとまた浮気を繰り返したり、それどころかもっとひどい事態を招くことになるかもしれません。
浮気とアダルトチルドレンやトラウマについて確認したい方はこちらを参照してください。
家族とのコミュニケーションのあり方を見直す
浮気をしがちな人には、寂しがり屋であるという特徴が見られることがあります。
あるいは家族とのコミュニケーションが少なかったために、寂しい思いをされていたのではないのでしょうか。
ですから、家族の生活を見直さなければ、また浮気を繰り返してしまうかもしれません。
仕事で忙しく、なかなか家族で過ごすことができないという場合には、例えば電話やメール、LINEを活用して、なるべく繋がろうとするのはどうでしょうか。
今日1日の些細な出来事について、笑い合える和やかなひと時を過ごせるかもしれません。言葉や思いを交わし、気持ちをぶつけ合って、「気をつかう関係」を脱しましょう。
また、休日も寝ていたりするよりも、夫婦で出かけたりするのも良い対処法だと思います。
浮気発覚後の関係の修復まとめ
浮気が発覚してしまい、なんとか復縁をすることになったという場合に、家族が冷たくなった、というような声や、行動を監視され、生き辛さを感じる、というような声を聞きます。
しかし、復縁という道を選ぶということは、まだまだ信じたいという気持ちがあるという意志があっての判断ですから、パートナーに対して誠実さをアピールし続けていけばいずれ元の形に関係が修復されることとなるでしょう。
もう二度と浮気をしないためにも、自分がどうして浮気をしてしまったのかをよく考えてみてください。
過ぎたことが仕方ありません。変えられるのはこれからの未来だけです。過ちは、それをしてしまった後の対応が大変重要です。
浮気がバレてからの「復縁の努力と距離感」
復縁に向けての一番の課題は、浮気で出来た傷をいやすということです。
この傷は、外傷など見えやすいものではなく、大きいのになかなか触れることが困難な、心の痛みです。
この傷をいやすのは簡単ではありません、愛情を注ぎ、心からの謝罪がその唯一の方法となるはずです。
復縁でお悩みなら夫婦カウンセラーにお問い合わせください。
それでもなお止められないなら、浮気をする男の特徴をしっかり掴んで対応してみてください。