結婚前の浮気調査で浮気が発覚したら?

婚前調査は親心の必要悪

結婚前の調査で浮気が発覚

婚前調査は親心、必要悪と言えるでしょう

結婚前という大事な時期に素行を調査したくなるのは、おそらく親心なのでしょう。

私は野崎と申します。某探偵社に勤務する現役の探偵でございます。

数多くの依頼を受けてきた中で、今も印象に残るある調査案件を紹介します。

彼女。それは結婚前、正確には結婚適齢期という大切な時期でした。

経験のある方もいるかもしれませんが、周りの人に結婚という言葉聞こえ始めると、自然、自分も結婚をいう生活を意識し始めます。まだ相手を見つけられないでいると、男性経験の少なさも手伝って「その人はないでしょ」と言われるような異性と関係を持ってしまうこともあるのではないでしょうか。

それを後押しする動機がないではないが、しっかりと考えれば取らずにいた選択だった。

そんな過去を我が子の思い出に残さぬようにする導き手、結婚調査は親心からの必要悪と言えるでしょう。

それでは婚前調査と、それから発覚した浮気の経緯をお話しします。

婚前調査の依頼は母親から

婚前調査の依頼は母親から

婚前調査の依頼は母親から

依頼主は一人娘を持つ母親。夫とは浮気が原因で、娘が小さい頃に離婚したようです。

もともと彼女が資産家の娘だったこともあってか、その姿は慎ましやかだが今でも生活に困窮するほどの状態でないことが伺われました。

母親の依頼内容とは、24歳という結婚前の年頃の娘の様子が最近おかしいので調査をしてほしいとのこと。

たった一人の子どもで、将来的に寄り添って生きてく存在としても、大切に育ててきた彼女のことが心配だというのがその理由でした。

母と娘の見えない壁

母と娘の心理的な壁

母と娘の心理的な壁

娘のTは小柄で童顔な24歳。母親似でもあり、いかにも男性からモテそうなタイプの女性でした。

母親自身が浮気三昧だった夫に苦労してきた経験から、彼女に対しても男性との交際に対しては厳しく躾けてきたつもりとのこと。

何不自由なく彼女を育てあげ、ずっとお嬢様学校通い、そして就職も知人の紹介でお堅いことで有名な大手企業へ入れてもらったとの説明でした。

ところが最近娘が何か隠している雰囲気がある。服装も派手になってきたし、何よりも帰宅が遅くなってきて様子が怪しい。

しかし娘からは「仕事が忙しくて、恋愛なんかしている時間なんてない」と言うばかり。もともと無口な性格なこともあって、絶対にそれ以上のことを言ってくれない。

親としては娘の結婚前の大事な時期に万一のことがあってはいけないと、気がかりでいるとのことでした。

しかし、結婚前は誰にとっても大切な時期であるのは当然としても、良かれと思ってあまりにも我が子に過干渉してしまうと、時として反動が出てしまうこともあるなと、そんなことを思わせる家庭でもありました。

調査の結果交際相手が判明、浮気も?

調査の結果交際相手が判明

調査の結果交際相手が判明

依頼を受けて調査したところ、やはり異性と交際しており、その相手はすぐに判明しました。

相手は12歳も年上の男、しかも同じ職場の上司でもある男でした。

ある意味では男性経験が少なくい結婚前の女性が陥ってしまう典型的なパターンでもあり、父親の愛の不足という環境で育ったことが彼の魅力につながったのかもしれません。

しかもまだ周囲の誰にも知られていないにもかかわらず、男女関係としては、すでに相当な深さにまで及んでいるようです。

これほどの年齢差があるケースはそう多くはないものの、そのことが却って事の深刻さを伺わせるものでもあったのです。

さら何よりも深刻なのはその彼は妻子持ちだという事です。

この関係は浮気、それも、誰かを不幸にせずには成立しない不倫関係だったのです。

彼にしてみれば単なる浮気のつもりでいたのでしょう。彼女の方が彼に相当に入れ込んでしまっている様子でした。

今まで男性と交際した経験のないまま過ごしてきた彼女にとっては、母に対し、余暇を残業と偽って繰り返した隠し事でもあり、会社の上司です、もちろん相手に妻がいるということを知りながら関わりを持った浮気でもありました。

経験が浅いがゆえに深みに嵌り込んでゆく不倫は、残酷ともいえる状況でした。

しかし客観的にいて見ても、彼女にとっての人生のターニングポイントです。男の浮気などに惑わされている時ではありません。

普通ではないこの関係が、その後どんな結末になるかはわかり切っているのに、一度嵌ってしまうと自らの意志ではどうすることも出来なくなってしまうのが、人間の美しいところでもあるのでしょう、同時に悲しさを孕むものともなるのでしょう。

その調査結果は直ちに母親に報告しました。当然ひどく取り乱した様子でしたが、とにかく二人の関係を断ってほしいとのこと。

調査後の相談にて、私がその浮気相手と直接面談することになりました。それも母親の友人として。

急いで私の上司の裁可を仰ぎ、承諾を取りました。

娘と浮気男との関係を切る!

娘と浮気男のとの関係を切る

娘と浮気男のとの関係を切る

最初はその彼も「浮気なんかしてないし、確かに食事に行ったことはありますが、あなたの娘さんとは会社上の付き合いだけ。無茶な事を言うのはやめてください」そう、しらばっくれていました。

自分にも大切な娘がいて結婚前の親の心情も理解しているから、そんなことはあり得ないとのことでした。

しかしこんな男に限って証拠を見せると、途端に萎れてしまうものです。それは言い逃れできない決定的な証拠でした。ラブホテルに二人が手を取り入って行く、そして二人が揃って出てくる。その周辺時間をすべてタイムスタンプ付きの写真や動画で押さえています。

これをを見せると、やはり一気に観念してしまいました。

どうして浮気の疑いが持たれたのか、バレてしまったのか、証拠は誰が撮影したものか、かなり怪訝そうな様子ではありましたが、そうなってしまえば言い訳が始まるのもまた誰もが同じです。

彼によると、以前彼女が自分の仕事能力のことで悩んでいた時、プロジェクトのテーマとして彼女が提出したレポートを彼が纏め上げたことがあり、それがよほど嬉しかったと見えて、彼女の方から一方的に自分に傾いてきたとのこと。

そして社内旅行の時に彼女から告白され、一気にオトコとオンナの関係を持ってしまった。

自分としては束の間の浮気のつもりでいたのに、彼女の方が一方的に本気になってしまい、今までズルズルと関係が続いていた、との話でした。

父親なしで育った彼女が、父親の存在を自分に感じていたのかもしれないし、過干渉な母親に対する反抗心があったのかも知れないとも。

ただ彼女が結婚前の大切な時期であることを知りながら、すぐ終わると思っていた関係も、相手が不釣り合いな年齢差だったこともあって、彼自身も気持ちが盛り上がってしまい、やめるにやめられなくなっていった。

ただ彼女の一途な性格から、最近では「子供が欲しい」という意味のことまで言われるようになり、彼自身も焦り始めていた、との説明が続きます。

それから、妻には何の不満もないし、彼にも娘がいるから結婚前の親の気持ちは理解できる。今回バレたことを契機として、彼女との浮気はもうやめようと思うとのこと。

 

どこまで本気で言っているのかは分りませんでしたが、出来心で始まった浮気が重大な影響を及ぼしていることに、やっと気付いた様子でした。

そしてこんな場合に誰にも共通するのが、会社や家族には内緒にしていて欲しいということ。自分の犯した罪咎は棚に上げて、自分のメンツのことばかり気にするのです。彼も例外ではなく、まさにその通りのパターンでした。

 

結局彼とは時間をおいて2度面会し、浮気はやめて彼自身の家庭に戻ることを約束してもらいました。

ただこれまで欲しいものはなんでも思い通りに手に入ってきた彼女にとって、それは極めて大きな喪失感を与えるものとなりました。彼としても罪なことをしてしまったと後悔していたようです。

浮気男とは縁を切りましょう。良い男性は、出会いの数だけ存在します。ただあなたが良い女性でいるその間は。

つらい別れと、その後の結婚

つらい別れと、その後の結婚

つらい別れと、その後の結婚

ずっと後になって母親から探偵社に連絡がありました。

まさかまた調査の依頼?そう一瞬考えがよぎりましたが、どうやら知らせずにはいられないことがあったようです。

 

あの時は娘とも話し合って、彼女にとっては辛い別れになったようだが、会社も辞めさせたとのことでした。

ところが意外なことに、その突然の退職に驚いた同期入社の男から送別会で告白され、付き合った末に今度結婚することになったとのこと。

幸いなことに、相手側には結婚前の上司との出来事にについては何も知られずに済んだようでした。

母親からは、かつての娘の行いについて、相手の家庭にもこのまま黙っているように依頼されましたが、依頼の無い限り、それは仕事の性格上当たり前なこと。

結果としてハッピーエンドで終わったことで、母親も気持ちに余裕ができたのか、「向こうさんも大変なのよ」同じ浮気な夫を持つ相手側の奥さんに同情を示す言葉もありました。

 

「男女関係は遊びと演技と一時の愉しみ」だと、そう語る人もいます。

しかし、いつも思うのですが、オトコにしてみれば「軽い浮気」の一言で済むものも、他方ではそれによって深く傷つく女性がいることを知っておいてもらいたいものです。

結婚前の女性にとってはその幸せな未来を左右します。既婚の女性であれば、或いは家庭を破壊することもあるでしょう。

浮気男の言葉は所詮は浮ついたものでしょう

浮気の男の所詮は浮ついた言葉

浮気の男の所詮は浮ついた言葉

相手の男性がその後どうなったかまでは分りません。

まあ私の経験からいうと、浮気でいい思いをした男性は、一度その味を知ってしまうと、また浮気を繰り返すものです。

それも自分がよほど痛い目に合うまでは…。

そんな彼の素行をしらないまま、彼の浮気など考えもしていない奥さんが気の毒ですが、これも現実なのです。

 

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今回のように、結婚前に自分の子どもの素行を調べて欲しいという依頼例はあまり多くありません。

通常、相手方の息子または娘です。人間の本性はなかなか知ることはできません。特に深い付き合いのまま結婚を承諾することになる両親のケースではなおさらその人となりを把握することは難しいでしょう。

自分の子どもの幸せを願うのであれば、交友関係に望ましくない者がいたり、普段の振る舞いがいかなるものかは当然気にすべきところでしょう。

相手の素行や交友関係を調査することで、お子様の未来における不幸を防げるとしたら、明治期より行われてきたこの結婚調査はその真偽を問う事になるでしょう。

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