浮気を認めさせる問い詰め方
パートナーの浮気を偶然にも見つけてしまった時、あなたならどうしますか?裏切られた事への怒りや悲しみをぶつけますか?
お気持ちはわかります。
しかしながら、怒りに任せて問い詰めてしまうと何も得られるものはありません。却って浮気問題を悪化させてしまうことにもなります。
これからをどうするのか考えるときには、まず本人の考えや反省の度合を知らなくてはなりません。
今回は浮気を問い詰めるときに注意して欲しいことや問い詰め方は具体的にどうすればいいのかという方法を紹介します。
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問い詰める前に自分の気持ちをはっきりさせる
怒りは鎮めておきましょう
怒りに任せて問い詰めるのでは、ただたんに自分の思いを吐き出したに過ぎなく、相手にとってはどうしてほしいのかわからない、ということになってしまいます。これは問い詰めるというよりも、ただ怒っているだけといった方が良いのかもしれません。
怒りが先立つと話もまとまらず、「まぁまぁ、落ち着けよ」、幼稚さを見て取られ、見下されることもあります。
更に怒りをぶつけるという事は、気持ちを吐露することでカタルシスという快感を得られることが知られています。
そのため、感情の吐露のみで話し合いの片が付いてしまう事もあるでしょう。もちろん、何の解決にもなりません。
自分の思いを整理する
浮気を問い詰める前に自分がどうしたいのかを明らかにしておきましょう。別れるか別れないか
離婚して、慰謝料を請求したいのか、それともパートナーを信じて再び家族として過ごしていきたいのか、どちらの考えを持っているのかはっきりさせましょう。
気持ちを伝える
また、パートナーは浮気したことに対して罪悪感を感じていないこともあるので、自分が浮気をされてどんな気持ちになっているかも伝えるほうがよいでしょう。
冷静さ
怒りや悲しみへの気持ちはわかりますが、一度立ち止まってよく考えてください。考えもなしに感情的に問い詰めると自分が何を言いたいのかがわからなくなり、おまけに、言い訳されてあっけなく逃げられてしまうこともあります。冷静に落ち着いて話し合いを進めるために、気持ちを考え整理することは重要です。
問い詰める前に証拠を集める
そんな言葉も手伝って浮気しているところを「この目ではっきり見た」と言っても簡単に言い逃れされてしまいます。
証拠が無いと
逃げることができる環境下で浮気を問い詰めれば、言い逃れするだけでなく、浮気が発覚しそうになった原因の反省を活かして、より巧妙なテクニックで浮気をするようになってしまいます。浮気の証拠がどんどん隠されてしまうのです。
浮気の証拠
確固たる浮気の証拠としてはメールやSNSのチャットログがあります。覚えのないレストランのレシートなども証拠のひとつですが、それは他の証拠を補完する証拠でしかなく、単体では何も意味をなしません。言い逃れができてしまいます。覚えのないラブホテルの会員証やラブホテルの利用明細などは明らかに証拠として使えます。それらの証拠を揃えた上でアクションに移りましょう。
法的な証拠
また、離婚を考えており、慰謝料を請求したいという場合、継続的な不貞行為の証拠が必要です。不貞行為とは、結婚相手以外の異性と肉体関係を持つことをいいます。証拠としては浮気相手と二人でラブホテルに入っていく写真などです。
自分の気持ちや意思をしっかり伝える
問い詰めるタイミング
浮気相手と電話していると思われる時や、浮気相手の私物と思われる物を発見しても、その場の衝動は抑えましょう。たとえパートナーが目の前でした行為であっても、衝動的に問い詰めるのではなく、パートナーに「ちょっと話がある」と事前に伝えてから、問い詰めることをおすすめします。
真摯さと理性で勝負
繊細な話し合いには、お互いの真摯さと理性的な論理が必要です。衝動的に問い詰めると、とっさに否認してしまい逃げ道が生まれやすいのです。それに、一度否認してしまうとなかなか認めづらいものです。
また、否認されたことで、相手の非を責めることに集中してしまえば、相手が逆上することもあります。それでは話どころではありません。
話し合いをするまえに、落ち着いてください
まず常に意識しておくことは、声のトーンとボリュームです。いつもと変わらない自然な声
高くもなく低くもなく、大きくも小さくもない声、たとえば、「明日○○に出かけるんだっけ?」明日の予定を訊くような、いつもと変わらない自然な話し方で話すことを心掛けてください。そしてそのまま「話があるんだけど、」と切り出してみましょう。
落ち着くのが難しいかもしれませんが、あくまでも、理性に則って話し合いを進めます。
証拠を並べる
言い逃れができない状況を作ります。問い詰めるときにはまず、集めてきた証拠を伝えましょう。無言でかまいません。そしてまずは相手の考えや言い分を聞きます。それから自分の意向を伝えましょう。
相手の言い分を聞いてから自分の考えを伝える
相手の考え方次第で今後どうしたいかが変わってくる、という人もいるでしょう。
反省次第では、関係の再構築の道を選ぶという人もいますね。
言葉を慎重に選ぶ
先にもお伝えしましたが、感情的に相手をなじったりすることは避けてください。暴力や脅迫のような内容で話し合いをすすめることは自分が不利になることにつながります。
録音する
話し合いに際して、できれば相手の許可を取った上でICレコーダーなどを使って録音するなどしましょう。録音についてですが、無断で録音すると、慰謝料を請求するときや裁判離婚のときに証拠として認められないことがあります。
第三者の立会
第三者を挟むことも重要です。浮気を認めた後の話し合いでは弁護士を同席させるなどしたほうがよいかと思われます。
浮気相手の情報
浮気に先導的だったのは、浮気相手の方かもしれません。逃げることができないように、問い詰めるときに浮気相手の名前や電話番号などの個人情報を聞き出しておきましょう。
関係を戻す場合
夫婦関係を再構築するという場合、浮気相手と関わらないようにするため、いくつかしておくことがあります。持ち家がなく、社宅などではないのなら引っ越すことは比較的容易だと思われますので、職場の都合などが合えば引っ越すことも検討してください。
また、浮気相手とパートナーに誓約書を書かせましょう。
パートナーには今後このようなことがあれば、離婚する、浮気相手にはパートナーに接近すれば違約金を請求する、などの形で書きましょう。
できた誓約書に問題がないか弁護士に確認してもらうことをおすすめします。
しばらくはパートナーの行動を監視しておいたほうが得策です。
浮気の心から認めさせるには
浮気を問い詰めようとする前にはやることは、あなたがどうしたいのかをはっきりさせることと、言い逃れ出来ない証拠を押さえることです。こうすれば抜け道はなくなります。
問い詰めるというよりも、話し合いをすることを意識し、落ち着いて話を進めていきましょう。
浮気を問い詰めながら確認する4つの了解
何事にも話の持って行き方あるように、また問い詰め方にもその方法があります。問い詰めるというと、どこかそれが一方的な悪の行為だと断定して「当然謝罪するべき」「わかっていながらなぜその行為をしたのか」など、100%相手に非があることを前提としがちです。
換言すれば、非の所在が明らかであって、それが「わかりやすく責めやすい」ことだから断定的にもなるのでしょう。
しかし、どうでしょうか。謝罪とは強制することなのでしょうか。
私たちには言葉あります。
非が明らかであるとそう感じられれば、話し合いは不要なのでしょうか。
これはあり得ないとしても、もしかすると相手は浮気をしていないかもしれません。少なくともそう主張すればそのスタンスを取らざるを得ないでしょう。
急ぎ過ぎてはいけません。お互いにひとつずつ確認していきましょう。
- 浮気の事実の了解。
- 浮気されてどのような気持ちでいるかの了解。
- 浮気が家庭環境に与えた影響の了解。
- 今後どうするかについての了解。
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