浮気の恋から本気の恋へ
最初は浮気のつもりだった
そんなつもりはなかったのに、相手の意外な面を知り、興味が出てきたのを切っ掛けに…。
浮気だと思って気軽に付き合っていたのに、相手が自分のことを好きになっているような気がする…そういった浮気から本気の恋へと変わっている方いませんか?
こんな浮気が本気へと変わるには何かの切っかけがあったのではないでしょうか?
今回は私の経験を踏まえ、こうした切っかけをご紹介します。
浮気が本気の恋へと変わるのきっかけ
相手との関係に窮屈さを感じていたとき
配偶者や交際相手とは、自分から思い、相手からも思われている関係でしょうか?
その気持ちが一方的で相手が過度な思いを抱いている場合、その愛情が重荷や窮屈さに感じられました。
相手への不満が溜まっていたとき
配偶者や交際相手とはお互いに対等な関係を築けているでしょうか。
私の場合、関係が対等ではなく、そこには一方的な力関係があり、不満をいくつも抱えていました。
夫婦や交際相手との力関係とは
人間関係の力関係とは、収入など経済的事情や、仕事や発言力などの社会的事情、日常のやり取りの際に過去の負い目をいつまでも口にするハラスメントなど、そのほとんどは相手に対する思いやりの欠如から生じるものです。
浮気相手が自分を理解してくれるように感じたとき
信頼でき、愛し合う相手がいたとしても、寂しさを感じる瞬間はありませんか?
仕事や生活習慣のすれ違いという仕方のないことから生じた寂しさかも知れません。
信頼と愛を語っていたのはもう過去のことであり、今はコミュニケーションを疎かにして寂しさを感じるようになったのかもしれません。
そんなとき、自分を労わってくれるような言葉をかけてくれる人がいました。そして、自分を真に理解してくれるのはこの人だと、思ってしまいました。
浮気相手の妊娠で責任感を感じたとき
計画もせずにした浮気相手との交際の結果であっても、妊娠という出来事によって、自分や浮気相手を見つめなおす機会が増え、授かった命に対して責任感を意識するようにもなります。
もともと交際していた本気のパートナーとの間に子どもがいなければ、なおさらこの浮気から本気への切り替えは行われやすいでしょう。
浮気相手がそうした事情を知っていた場合は、故意にその既成事実を作るといったこともあるようです。
なぜ浮気から本気に変わったか?2つの理由
- 浮気を長く続けるにつれて情が生まれ、信頼関係も築くようになり、精神的に親密な関係になった。
- 浮気という秘密、その持ちつ持たれつの関係に居心地が良くなりすぎて、配偶者や交際相手より、浮気相手の方が自分を理解してくれていると錯覚してしまった。
浮気から本気になったらどんな変化があるの?
浮気から始まったとはいえ、人の気持ちはだれにも止められません。
しかし、浮気は浮気。このまま押し進めて良いのか迷いがありました。
浮気から本気になることで何が大きく変わったと思いますか?
既婚者と未婚者の一般的な違いを比べてみましょう。
既婚者と未婚者の違い
未婚者
- 浮気をした側と浮気をされた側、2人の話し合いで別れることができる。
- もしも、話し合いが決裂したとしても法的な対処は傷害事件などに発展しない限り特別ない。
既婚者
- 浮気をした側とされた側との話し合いが必須で、結果離婚することもある。
- 両方の実家の家族とも話し合いが必要になる場合が多い。
- 子どもがいる場合は親権、面会、養育費などの法的な対応についての話し合いも重要。
- ローンや共有財産についての金銭的な話し合いも必要。
- 仲人や会社への報告が必要になる場合もある。
- 話し合いが決裂した場合、調停で第三者を交え話し合うことができる。
- 浮気された側に対する慰謝料支払いの可能性も出てくる。
既婚者であることの責任は大きい
未婚者と既婚者の違いは家庭の有無です。家庭を作り上げるには本人同士の努力も当然必要なのですが、実家や会社など社会のサポートもあって支える事ができていたはずです。
既婚者が浮気を原因に離婚をする場合、支えて貰っていた家庭を一度壊すことになるのですから、多くの人を巻き込み犠牲を払うことになります。また、子どもがいる場合は、環境の変化などによって子どもを深く傷つける可能性が大きいです。罪のない子どもを巻き込むことになるのですから、せめてこの後のフォローを長くしっかりできるよう責任もって話し合いましょう。
浮気発覚後の心の変化
既婚者同士の話し合いは、たくさんの人が関わりますので、私の場合も忍耐強い話し合いが必要でした。話し合いが長くなるにつれ、あんなに輝いていた浮気相手と過ごす時間も色あせてみえるようになったのです。
また、浮気相手自身も、早く決着をつけられずにいる私を見て、気持ちが冷めてくる場合もあったようでした。
お金と時間と心、離婚にかかる費用はとても大きい
大きなリスクを抱えてまで別れを決意しても、別れるには、時間と手間とお金もかかります。
そして無事に別れることができたとしても、本気で付き合いたいと思った浮気相手との仲も冷えてしまうこともあります。
浮気相手と無事真剣なお付き合いに至ったとしてもやはりその後がどうなるかは誰にも保証はできないのです。
冷静、客観的に見つめなおしてみよう
「恋は盲目」という名言の通り、恋愛中のカップルにとっては、2人だけの価値観が世界の基準になります。
自分のことも相手のことも、その他いろいろな出来事すら、客観的に見ることができないものです。
浮気相手と本気の付き合いをする前に、自分が一体何を求めているのか振り返ってはいかがでしょうか。
冷静に独りで見つめなおすことが大切です。
浮気は昼に見る夢、本気は今日の現実
浮気は一時の逢瀬だからこそ、好きになればなるほど、悪いところは目につかず、お互いの良いところだけをみつめることができます。
そのような都合の良い関係に酔いしれていた私は愚かでした。
関係の深まりとともに責任のある関係になったら、今までの配偶者や交際相手のように、また不満を持ち始めてしまいました。
悪いところは誰にでもある
真剣に付き合いたいと思う気持ちが抑えられなくなっても、まずは配偶者や交際相手に自分の気持ちを伝え、関係改善へとお互い努力することができるのか確認をしてみて下さい。
すべてが明かされたことで私の場合は、激しいやり取りがあり、精神的な疲労は相当なものでしたが、今一度耳を傾けて自分を冷静に見られるよう努力したことで、やり直す切っかけをつかめたと思っています。
不倫調査について詳しく知りたい方・無料相談する前に確認したい方
人は自分の悪い部分をすぐには見せないものです。気を許した相手や場以外では、社会的な仮面をつけて生活することが必要なことは、誰もが幼い頃より学んできているはずです。
浮気とは、そうした社会的な仮面をつけたまま交際を深めるという事ではないでしょうか。
しかしながら、仮面を取ってしまえば崩れうる恋愛が刺激的なのは、その中に相手の個性や愉しみを確かめていくことや、モラル上の背徳感が重ねられていくからでしょう。
浮気は、相手を深く知らないからこそ、楽しい遊びになるのでしょう。
しかし、浮気から本気になれば、相手のことを深く知ろうとします。この、何かを理解するということは、許容をしていくという事ですが、当然、相手の価値観や言動、相手の思いを知っていくなかで、それが、受け入れられないというような事もあるでしょう。
浮気という夢が、現実に変わる中で冷めつつある感情を、もう一度だけ交際相手や配偶者の思いに重ねてみましょう。
浮気の事実は変えられません。しかし、本気になる誤りは避けることができます。これからの未来に浮気よりも現実を眺めるようになるでしょう。