カウンセラーが明かす「風俗好きな夫と離婚を有利にする調査」の効果

風俗好きな夫と有利に離婚

風俗好きな夫と有利に離婚する

カウンセリングルームには、様々な方がいらっしゃいます。悩みは人それぞれですが、近年、特に増えているのが、パートナーの裏切り行為に悩む方です。どんなことがあっても、パートナーの裏切り行為は許せないものですが、事実をはっきりさせることによって、気持ちに区切りをつけることができます。

今回ご紹介するのは、調査が離婚裁判で重要な役割を果たし、その結果、ご自身に有利に離婚を進めることができた女性のお話です。

 

愛さん(仮名・30代)
結婚して13年になる夫との離婚を希望していました。その理由は、夫の度重なる浮気と、家のことを一切しない夫の態度に我慢の限界がきてしまったからです。

誰もがうらやむ二人

学生時代から付き合っていた二人は、両親も友人も認める仲の良いカップルでした。結婚してからもお互いに仕事をしていたので、互いに協力して家事をこなし、楽しい生活を送っていたそうです。

子どもができてから主人に変化が

愛さんが妊娠していた時に、ご主人が風俗に通っていたことが発覚しました。出張用のカバンを陰干ししようとひっくり返した時に、手書きの可愛い文字で書かれた名刺を見つけたのです。

明らかに、ご主人の仕事の関係者ではなさそうと思った愛さんは、インターネットでそのお店を調べたところ、風俗店であることがわかりました。

結婚して2年、付き合い始めてから5年がたったころでした。

この事実を知った愛さんでしたが、妊娠中に、どうしてもご主人とのセックスに応じることができなかったということもあって、二度と行かないことを約束してその時は終わりましたが、その後もご主人の風俗通いは続いていたそうです。

それだけでなく、浮気をしている兆候もありました。しかし、何も証拠がないまま数年が過ぎました。

離婚に応じてくれない

結婚して10年が経つ頃には、ご主人の関心は家族ではなく、風俗店やキャバクラの女性を口説き落とすことに向くようになりました。

毎晩のように帰りは23時を過ぎ、休日には朝から仕事と言って出かけます。この状態が嫌だった愛さんは、この時点でご主人に離婚を申し出ましたが、ご主人は、離婚をするなら子どもの親権は自分が持つ。と言って、離婚に応じることはありませんでした。

子どものために我慢します

疑惑が晴れないご主人との生活でしたが、子どもにとっては良き父親であるご主人を、子どもから奪ってはいけない。と愛さんは考えるようになりました。

そして、どうすればご主人との関係が良くなるのかと考え、ダイエットをしたり、言葉遣いや態度に気をつけたりしました。しかし、二人の関係は良くなるどころか、愛さんが努力をしている様子を見て、ご主人の行動はますますエスカレートしてしまいました。

離婚にむけて動き始める

カウンセリングルームに来られた時の愛さんは、心身ともに疲れ果ててしまって、ご主人のことを考えるだけで涙が止まらない状態でした。

お子様ためにと頑張ることはとても立派なのですが、このとき、子どもさんは、ご両親の不和から精神的に不安定になっていて、限界が近づいていました。

ご自身が我慢をすることが子どものためになっていないと気がつきた愛さんは、これからの生活のことを考えて離婚を選ぶことにしました。

しかし、以前に離婚の話をしたときに、離婚をするなら親権は渡さないとご主人は仰っています。

実際に、愛さんにはパートのわずかな収入しかありません。今住んでいる家は、ご主人の両親が二人の結婚のためにとご主人の名義で建てたものです。

有り難いことに相場よりも随分と安い家賃で住むことはできていましたが、ここを追い出されると行くところはありません。

しかも、これまで生活費を折半にして生活をしてきたので、現在の愛さんに十分な貯蓄もない状態でした。

証拠があれば有利になる

離婚には絶対に応じないというご主人に対して、愛さんは離婚の訴えをおこすことにしました。

基本的に、婚姻関係を一方的に破棄することはできませんが、民法770条の離婚事由に当てはまる場合は、夫婦の一方から離婚の訴えを提起できることが明記されています。

今回は、配偶者に不貞な行為があったとき(民法770条1-1)が離婚事由です。

これまでのご主人の言動から、ご主人が浮気をしていることは明らかです。

しかし、愛さんはご主人の浮気の決定的な証拠は何もつかんではいませんでした。

決定的な証拠とは、ご主人が不貞行為を働いたことを立証するためのものです。

具体的には、性交渉があったと証明、もしくは、推認できる証拠です。そこで、確固たる証拠をつかむために探偵に依頼することにしました。

調査の後

ご主人の調査を始めて2週間で、愛さんは明らかな証拠と言える写真を手にすることができました。

しかも、複数の女性と関係を持っていることも分かったのです。

女性の部屋に出入りしている姿、車内で抱き合っている姿。

これらの写真には、日付と時刻が記載されていて、不貞の証拠として充分なものです。

愛さんは、これらの証拠をご主人に突き付けました。ご主人は、自分に関心を持ってくれないことがさみしかったから浮気をした。

そのうち、自分を必要としてくれている女性がいることが心地よく感じるようになったそうです。

それを聞いた愛さんは、「自分のことしか考えていない主人と、この先ずっと一緒にはいられません。子どもと一緒に新しい生活に挑戦します。」と、ご主人と離婚する道を選びました。

証拠があったおかげもあって、慰謝料、養育費についても、愛さんにかなり有利な条件での離婚となりました。

今では、愛さんもお子さんも、心身ともに健康で元気な生活を送っています。

探偵社から一言

今回のケースでは、調査結果が離婚の際に有利な証拠になりました。私どもでは、調査結果の活用法についてもご相談を承っております。ご相談は無料です。お気軽にご相談ください。

 

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