夫や妻が浮気に走る理由
この記事を読んでくださっている方の中には、配偶者の浮気で現在お悩み中の方が多いのではないでしょうか。また確証はないが、浮気をしているのでは…と疑惑の日々を送っている方も少なくない事と思います。
浮気は不貞行為という許し難い裏切り行為ですが、残念ながら現代の日本では決して珍しい事ではなく既婚者の3割以上は何らかの形で浮気をした事があるというデータもあるくらいです。
しかし、いったいどんな時に夫たちは、妻たちは浮気をしようと思うのでしょうか?
今回は男女4人の実体験をご紹介していきたいと思います。
男女で違う?浮気の理由
一般的に男女では浮気をする理由は異なると言われています。男性は身体のために浮気し、女性は心を満たすために浮気をする…そのように言われる事が多いですね。
女性の社会進出が進み、女性の性に対する意識もずいぶん昔を変わった現代では、浮気の理由も多様化しており、一概に「男性は…」「女性は…」とわけて考えるのは必ずしも正解とは言い切れないかもしれません。
今回は男女各2人ずつ、私自身が浮気をされた体験談も含め4つのケースの浮気の体験談をご紹介させていただきますが、当然ですが浮気を肯定するわけでも、共感を求めるわけでもありません。
実際にあった例をご紹介する事で、配偶者の浮気の理由、深層心理を少しでも解明できたら、そして配偶者ならびご自身の浮気を防ぐ事が出来たら…というが理由です。
Case1:男性Aさん(42歳)クラブのホステスと浮気
Aさんは結婚歴18年、東京郊外にマイホームを購入し妻との間には子どもが二人という、典型的なサラリーマン家庭でした。ただ、奥さんとは第2子(6歳)が生まれてからずっとセックスレスだったそうです。
Aさんはそう語ります。
接待でたまたま行ったクラブホステスの女性と軽い気持ちで一線を越え、徐々にのめり込むようになったそうです。
ただ離婚はまったく考えておらず、あくまで性的な関係を求めての浮気でした。
帰宅時間が徐々に遅くなり、香水のにおいをつけて帰宅するようになった夫を怪しんだ奥さんが問い詰めると、もともと嘘が得意でないAさんは浮気を告白したようです。
奥さんの目の前で「二度と会わない」と浮気相手に電話をさせ、連絡先もすべて消去したそうです。
Case2:男性Bさん(29歳)新居を購入したのに浮気相手と同棲
Bさんは当時29歳、婚約者の女性(25歳)と都内のマンションで同棲中でした。結婚を控えており互いの両親への挨拶は済み、結納の日取りも決まりマンションは結婚後の生活のために二人でお金を出し合い購入したばかりでした。
Bさんはマメな性格で、昼休みには婚約者に必ずメールか電話、帰宅前にも連絡を欠かさなかったそうです。
それが昼休みの連絡がない日が出てきて、帰宅時間も遅くなり、家の中でも携帯を手離さなかったり、考え込む時間が増えたりという変化が見られるようになってきました。
婚約者の女性は、すぐに知り合いに相談し、その人から探偵事務所を紹介されその足で相談に行き、浮気調査を依頼しました。
3日間の調査で、Bさんの浮気が明らかになりました。一人暮らしをしている女性のアパートに通っていたのです。
浮気をした理由は、結婚を控えナーバスになっていた、というマリッジブルーが原因でした。
しかし婚約者の女性はBさんを許す事が出来ず、婚約は解消しました。
Case3:女性Cさん(43歳)浮気相手を自宅に引き入れW不倫
Cさんは二児の母で、離婚歴があり当時は二度目の結婚生活を送っていました。しかし、同じマンションの別棟に住む既婚男性とW不倫をしている事が近隣住人の目撃情報がもとで明らかになりました。
浮気の事実を認めた後、浮気相手の男性は奥さんと別居し引っ越したのですが、実は関係は続いていたそうです。
再度、浮気相手の男性を自宅に引き入れているのを目撃され、Cさんも浮気相手の男性も離婚をする事になりました。
浮気の理由に関しては「恋をしただけ」と言っているそうです。
前回の結婚生活が破たんしたのもCさんの浮気が理由だったようです。
現在は、Cさんは子ども二人とそのマンションでシングルーマザーとして生活していますが、すでに新しい交際相手がいるそうです。
Case4:女性Dさん(37歳)出張が多く寂しさから浮気
Dさんは都内一戸建ての自宅で夫と子ども二人に恵まれ幸せな結婚生活を送っていました。旦那さんとの関係も良好で、周囲からはおしどり夫婦と言われていたそうです。実際Dさんは、いかにも幸せそうで結婚生活には何の不満もなさそうでした。
ただご主人は非常に多忙で出張なども多く不在がちだったようです。
そんな彼女ですが、第2子が幼稚園に入園したのを機に、あるカルチャーセンターの講座を受講する事にしました。
そしてその講座の講師をつとめる男性と不倫関係になってしまいました。
不倫関係になった後は、Dさんは講座をやめ、現在もまだ講師の男性と不倫中だそうです。
決して離婚は考えていないけれど、不倫相手の男性とも別れるつもりはないそうです。
次に、この4つの浮気のケースを踏まえ、少しの努力で浮気を防ぐ考え方をご紹介させていただきます。