浮気調査のエキスパート|探偵東京 ISM調査事務所

『君の名は。』記憶の情景と思い出を探偵が調査!

浮気調査 探偵コラム 探偵ニュース 『君の名は。』記憶の情景と思い出を探偵が調査!
  • 君の名は。

『君の名は。』記憶の情景と思い出を探偵が調査!

『君の名は。』「結び」が生まれる所とは

『君の名は。』は、2016年8月26日に公開された長編アニメーション映画です。公開後約1ヶ月で観客動員数774万人、興行収入100億円を突破したことを東宝が発表しました。

興行収入が100億円を超えた邦画は、宮崎アニメの「風立ちぬ(2013年)」以来のことのようです。

映画館の収益率は年々下がっていくと言われる中で、なぜそれだけ色々な層から支持を得られたのでしょうか。

そのストーリーには、自然や伝統の中、時を超えて私たちを繋ぐ「結び」が存在します。

以下、『君の名は。』に託された思いを明らかにするとともに、私たち探偵が現実社会に漂う、思い出を見つけ出すお手伝いをさせていただきます。

 

「記憶の片隅に眠る思い出の調査」

 

※ネタバレあり

 

 

『君の名は。』に見る、思い出探し

『君の名は。』は、日々の生活の中で気づかぬうちにため込んでいた滓を洗い流し、心をキレイにしてくれる、思い溢れる映画です。

伝統と思いが交錯するタペストリー

瀧と三葉。同い年の2人に流れる月日には、3年というムスビの隔たりがありました。

 

入れ替わり交錯する時間を2人は覚えていたいのに、まるで眠りに見る夢のように、次第にその輪郭が薄れていく。

名前を思い出しさえすれば、きっと君のすべてを思い出すことができるはずなのに、君の名前からすべてが消えていく。

 

宮水三葉

主人公の女子高生、宮水三葉が住んでいる「カフェは無いけどスナックは2件ある」糸守町は、岐阜県飛騨市をイメージした山深い田舎の架空の街。

17歳。神社の子として生まれ神事にも携わる巫女の務めも果たします。とっさにでる飛騨弁や、真っ直ぐな思いが魅力的です。そして、

「来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!」

そんな憧れを持つ普通の女子。

立花瀧

もう一人の主人公である立花瀧は、都内の高校2年生17歳。

都心のおしゃれなイタリアンレストランでバイトしていて、同僚の奥寺先輩へひそかに好意を寄せています。

そして、建築や美術に興味を持っている。

 

2人には母がいない。

とにかく人間臭いです。

この映画には人間味があふれています。現代の私たちの元から失われつつあるような、肌と肌の繋がりを愛おしく思わない方はいないでしょう。

交わされる言葉のひとつひとつから、作者の人間に対する愛情を感じられます。

映画公開後、「飛騨の映画聖地巡礼」という単語が生まれたことや、また「組紐」に話題が集まったのは、この物語の登場人物たちが多くの方に愛されたからではないでしょうか。

みつはの親友の、テッシーやさやちん。

たきの親友の、つかさやしんた。

映画を見た皆さまも、どこかに彼らを重ねられる身近な存在を思い浮かべられたことでしょう。

都会も田舎も関係なく、情にあたたかな彼らの姿を。

入れ替わりのせいで挙動不審な主人公たちを、いつもと変わらずカバーしてくれる、やわらかな彼らを。

しかし、眠りに見る夢のように、二人が入れ替わっていた間の記憶は、時とともに消えてしまいます。

(お前は誰だ・君の名が分からない)

 

けれど、ただそれでも愛情は、残されます。

立花瀧が、理由も判らずに描き続けた、美しい飛騨の土地の素描に求めていた思いのように、輪郭さえ留めないのに、それでも惹かれてしまう愛しい人と共に過ごした土地の記憶を、私たちも彼と共に愛するという事なのでしょうね。

そして、私たちはその思いに共感できたからこそ、飛騨や組紐に誘われるのです。

「結び」とは

以下、長いですが、宮水一葉の言葉を引用します。

「土地の氏神さまのことをな、古い言葉で産霊(むすひ)って呼ぶんやさ。この言葉には、いくつもの深いふかーい意味がある」
「糸を繋げることもムスビ、人を繋げることもムスビ、時間が流れることもムスビ、ぜんぶ同じ言葉を使う。それは神様の呼び名であり、神様の力や。ワシらの作る組紐も、神様の技、時間の流れそのものを顕しとる」

「よりあつまって形を作り、捻れて絡まって、時には戻って、途切れ、またつながり。それが組紐。それが時間。それがムスビ」

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13163588388

とても素敵な言葉です。こうした言霊に触れることが、私たちの生活をより豊かに変えてくれるひとつの幸せと言えるのではないでしょうか。

集まることも、離れてバラバラになることも、また戻って繋がることも、そのすべてを許す寛容な価値観が、その言葉に湛えられているようです。

またそれから、「縦の糸と横の糸」を分かちがたい繋がりとして詠われた歌も話題になりましたね。

紐に託された温かな思いを感じます。

紐の歴史

では、歴史上、私たちは紐とどのようにかかわってきたのでしょうか。

紐とは、何かと何かを結んだり、束ねたり、繋いだりする必要から生じた発明品であったと思われます。

紐の歴史は大変古く、縄文土器には、二条のより縄や、三条以上のより紐の文様が施されていたことから、紐が日常的に使われてきたばかりでなく、紐で作る文様が、美的価値や神聖性を持っていたことが窺われます。

さらに、遣隋使がもたらした仏教の伝来などといったような、他国との関わりの中で、紐文化はより洗練し、芸術性を持つようになりました。

糸を組み、紐を結ぶ中で見出したその教え

ひもをむすぶ。ひとをむすぶ。ときをむすぶ。

何か繋ぐために利用する紐を組みながら、長い年月をかけて人の繋がりをそれに喩え、産霊(むすひ)にかけて語られるようになったのでしょう。

むすひは、神道における観念で、天地・万物を生成・発展・完成させる霊的な働きのことである。
産霊、産巣日、産日、産魂などの字が宛てられる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/むすひ

私たちが普段気にせずに使う「縁結び」や「結ばれる」という言葉にも、特別の思いをかけることがありますが、宮水一葉の古い言葉「ムスビ」に語り継がれてきた、そうした特別の神聖性を見出しているのかもしれませんね。

アニメーションの全編を通して伝統とそこに称えられた思いが、タペストリーを作り上げていきます。

口噛み酒

『君の名は。』では、飛騨の「宮水神社」の神事にて、宮水三葉が神様にお供えをする「口噛み酒」を作るシーンがあります。

口噛み酒とは、歴史上、人が作るお酒としては最も古いものとされおり、米(ご飯)を口に入れてよく噛み、それを吐き出して溜めたものを放置して、発酵させて造るお酒のことをいいます。

この口噛み酒は「宮水神社の御神体」に滞納されます。

隕石

飛騨の糸守町には1200年前にも隕石が落下しました。それによって出来た、山頂のクレーター内部に御神体の杜があるのです。

立花瀧が、その御神体の内部に、或いはその記憶に、隕石の絵が描かれていることを三葉との入れ替わりの際に垣間見ます。この1200年前に落ちた隕石でも、多くの亡くなられた方がいたのでしょうか。

彼女の名は、他多くの糸守町の住人の名に並び、隕石で死亡した人のリストに載っていました。

葦原の中つ国

「ここから先はあの世」

堀で囲まれた社の対岸で、宮水一葉がそう零します。

「先生、片割れ時じゃないんですか?」

「それは飛騨に伝わる方言のようなものよ。正しくはカワタレ時というのよ」

 

隕石と三葉の会話で、入れ替わりに「時差」のあることを悟った立花瀧は、対岸のあの一葉の言葉を思い出します。

(もしかすると、あの世へと向かう事ができるのではないだろうか。)

分裂した隕石が、1200年前と同様に、糸守町に降り注ぐという事実を、今は過ぎ去りし3年前の彼女に知らせることができるのではないだろうか。

瀧は、その3年前の前日に、上京してきた彼女と満員電車で出会います。

彼女を知るのはそれから3年後。彼は、知らずに(気持ち悪い女)彼女を振ってしまいます。

けれど去り際に「君の名は?」そう訊ねます。

その言葉につい反応した三葉は、髪を束ねていた組紐をほどき、それを瀧に渡します。

「みつは、私の名は三葉よ」

 

彼女は翌日、バサリと髪を切ります。そして迫りくる隕石の日を迎えるのです。

「彼は誰時(かはたれどき)」「片割れ時」

はっきりものの見分けのつかない薄暗い時刻、その僅かなひと時に、次第にムスビの境界が曖昧になり、一つの物から割れた二片は、沈む陽に照らされ、手を取り合います。

瀧と三葉の初めての、しかし二度目の出会い。

3年というムスビを超えることが許されたカタワレ時。

「忘れないようにお互いの名前を書こう」

 

瀧が先に三葉の掌に名前を書きます。

次は三葉。しかしその刹那、かたわれ時は終わりを告げました。

迫る隕石に対峙するなか、時とともにお互いの名前は記憶から消されていきます。

名前は、そこに与えられたすべての思いを記憶にとどめる大切な言葉です。

彼の名を思い出せないことを悟った三葉は、掌を開きます。

 

(すきだよ)

 

掌に書かれていたのは、彼が伝えたかった思いでした。

 

気持ちを伝えることは、世界で一番大切な事。

もしかするとお互いの名前を二度と思い出せないかもしれない。その存在が記憶から消えてしまうかもしれない。

それなのに、伝えたい思いだけを残すことにしたのです。

 

記憶の片隅に残る思い出の調査をいたします

 

『君の名は。』のように記憶に置かれている思い出を調査します

伝えたい思いを、しっかりと伝えられていますか?

日本中に感動を呼び起こした『君の名は。』のそのテーマのひとつは、記憶に残された宝物を探す旅だとは言えないでしょうか。

うまく言い表せない大切な記憶に感じられる何かを、私たちの誰もは持っているのかもしれません。

心の中の奥深くにしまわれている、今は忘れ去られた思い出の断片を、見つけ出したいと思われたことはございませんか。

もし心のどこかに滓があるのであれば「君もいつかちゃんと、幸せになりなさい」と、そう小野寺先輩が私たちに託した思いを、今一度考えてはみませんか。

記憶の風景を辿りながら思い出を見つけ出します

人を好きになるという事は、それだけ相手のことを知っているという事です。

物を好きなるという事は、物に託された思いをそれだけ強くお持ちだという事です。

しかし、知っているはずなのに、そんな気がするのに、なぜかそう思い出せないことがあるかもしれません。

それが記憶にあるという事は、それだけ貴重な体験であったはずです。

しかしそれなのに、環境が変わりゆくなか、付き合う人も変わり、長い間使われることがなかったからでしょう、少しずつ現在の日々からは、その感触が失われ、風景やまた色が失われ、そして名前を失っていきます。

そして、今も残るものは、誰かが喋ったであろう微かな言葉や、気持ちを貰った際に、はにかみながらお礼を告げた誰かのこと、そんな掴みどころのない儚い情景ばかりです。

感謝を伝えたい人や、どうしても伝えたいことのある誰かを、日々の中に忘却してしまうことも、或いはまた、その思いを伝えることも、同じくひとつの選択であり、また人生とも言えるのではないでしょうか。

むかし好きだったあの人は今どこで何をやっているのか…

毎日遊んでいたあの子はどこへ行ってしまったのか…

記憶に眠る情景は現実の何を意味しているのか…

 

そんなとりとめのないお話を頼りに、ISM調査事務所はその答えをご提示いたします。

 

思い出は、私たちに残される唯一の財産

ふと、昔を省みたくなるようなこともあるでしょう。

その情景には、どのような光景が映し出されているでしょうか。

忘れられない恋の相手や、伝えられなかった感謝の言葉。

おそらく、私たちにとって、何かを「やり残した」と感じられるのは、そうした、タイミングを失した思いが、伝えられことなくうずくまっているからではないでしょうか。

伝えるタイミングを失って漂う思いは、もしそれが今再び思い返されたならば、今がそれ伝えるべき時であるのかもしれません。

ISM調査事務所では相談者様の言葉に傾聴し、断片化した思い出を拾い集めるお手伝いをさせていただきます。

浮気や不倫で悩んでいるなら、無料相談

2016/10/01|カテゴリー: 探偵ニュース|タグ: , |